家をリフォームするうえで考慮すべきポイント・概念【セルフリノベーション】

みなさんこんにちは、Renovaです。

本記事では、家をリフォームするうえで考慮すべきポイント・概念を「~性」という形でまとめました。

より俯瞰的に、家とはどういう要素があるべきなのか、どういう性質があると便利なのか、を日本で建てる場合を主に検討していきましょう!

それでは、どうぞ。


防犯性

防犯は特に1階などでは重要です。

近年は闇バイトなどの増加もあったりして、監視カメラやより小さい侵入しづらい窓の設計、また防犯ガラスの導入などを入れることで防犯性が高まりますね!

スマートロック

工夫・素材選び: 玄関や勝手口のドアにスマートロックを取り付けることで防犯性が向上します。特に、【外出先から施錠確認ができる機能】や【一度の操作で自動施錠する機能】があるものを選ぶと安心です。また、【暗証番号や指紋認証タイプ】も多く、家族の生活スタイルに合ったものを選びましょう。スマートロックの設置はドアの仕様によっては難しい場合もあるため、事前に取り付け可能か確認することが重要です。

設置場所: 玄関、勝手口


省エネ性

工夫・工事: 省エネ性を高めるには、断熱材の交換や窓の二重ガラス化、遮熱カーテンの利用が効果的です。特に【天井、壁、床】に断熱材を追加すると室内の温度変化が緩和され、冷暖房効率が向上します。また、二重ガラスの窓は【外気温の影響を受けにくく】、結露防止にも役立ちます。

素材選び: 断熱材としては、【グラスウール】や【セルロースファイバー】などの環境に配慮した素材が人気です。二重ガラスの窓は、【Low-Eガラス(断熱性が高い)】や【複層ガラス】を選ぶと効果的です。

設置場所: 壁、天井、窓、床


利便性

工夫・工事: 日常生活の利便性を上げるために、キッチンや洗面所、リビングの動線を見直すことが有効です。例えば、【キッチンの収納を引き出しタイプに変更】することで取り出しやすくなり、作業スペースの配置を最適化できます。また、【コンセントの追加設置】や、【照明の調光機能】を付けることで生活がさらに快適になります。

素材選び: 家事がしやすいように、【汚れに強いステンレス製のシンク】や【耐久性の高いクッションフロア】なども人気です。特に、汚れやすい場所には【抗菌加工の素材】を選ぶと、清掃が楽になります。

設置場所: キッチン、リビング、玄関、収納スペース

回遊性

利便性を求めるならば、回遊性も考慮すべき事項ですね。

家事導線の回遊性など、帰ってからキッチンにスーパーのものをまとめてすぐ持っていけるような構造になっているか・・・?など、確認していきましょう。


コスパ性

工夫・素材選び: コストパフォーマンスを高めるためには、初期費用だけでなく【維持費やメンテナンス費用】も考慮することが大切です。たとえば、【長持ちする合成木材】や、【掃除が楽なタイル製の壁材】など、耐久性が高い素材を選ぶと長期的なコスパが良くなります。また、DIY可能な部分は自分で工事を行うと、工費を削減できます。

設置場所: 壁材、床材、キッチンや浴室の水回り


耐震性

工夫・工事: 耐震補強を考える場合は、【構造用合板の追加】や【金物による補強】を行うことで、建物の強度を上げられます。特に柱や梁に金具を追加することで、地震による倒壊を防ぐ効果があります。耐震診断を行ったうえで、必要な部位に強化工事を施すと安全性が向上します。

構造として、耐震基準にも規定があるため、法律も垣間見つつ計画していきましょう。

素材選び: 耐震補強材としては【構造用合板】や【鋼製のブレース】、【耐震金物】が推奨されます。これらは工務店で用意してもらうのが一般的です。

設置場所: 壁、柱、梁、基礎部分


湿気

工夫・工事: 湿気がこもりやすい場所には【換気扇の追加】や【通気口の設置】が効果的です。また、【防湿シートの敷設】や【断熱材の工夫】も重要で、湿気が入り込まないようにする対策が求められます。床下換気扇を設置することも、床下の湿気対策には有効です。

素材選び: 床材には【防湿効果のあるシート】や【調湿性能がある木材】を選ぶと、湿気の影響を軽減できます。壁材には【珪藻土や漆喰】など、自然素材の吸放湿効果が高いものが人気です。

設置場所: 床、壁、天井、浴室やキッチンの水回り


耐火性

工夫・工事: 耐火性を向上させるためには、キッチンやストーブを設置する場所に【耐火ボード】を使用することが推奨されます。また、火災感知器や消火器の設置も、火災リスクを軽減するために効果的です。煙突や配管まわりも耐火材で覆うと安全性が高まります。

素材選び: 壁や天井には、【石膏ボード】や【不燃材】を選ぶことで、火災時の燃え広がりを防ぎます。また、耐火塗料を使用すると、炎が広がるスピードを抑える効果もあります。

設置場所: キッチン、ボイラー室、火気を使用する部屋の周囲


リフォームを進める際には、家全体のバランスを考慮しながら、上記の工夫や素材選びを行うと、より快適で安全な住まいが実現します。

バリアフリー性

近年、バリアフリー性の有無が住宅の価値に大きく関わっています。

どんな落としの方が住むにしろ、訪問客には老若男女いらっしゃいますよね。

住んでる方のお客さんにとっても、心地いい家にするならバリアフリー性は必ず考慮しておきたいですね。

なお、バリアフリーに関するリフォーム・リノベーションは補助金も各政府から出ていることがありますので、確認してみましょう!!

意外と会談の突っ張り棒を付けるなど、簡単なものが多いですよ。

メンテナンス性

メンテナンス性はセルフリノベーションするなら本当に大事です!!

だれしも必ず最初からいい家を完璧に作れるわけではありません。というか、きっとどんなに用意周到に作っても人間がやるのでヒューマンエラーで、「あ、これわすれてた」なんてことがあると思います。

そういう時に、メンテナンス性のある材料や構造を採用しているか、つまり「手直しのしやすさ」を考慮されているかが、非常に大事になってきます。

例えば、吹付の断熱材を使うとやり直したかったり新しい素材に直したかった時には全部はがすのはなかなか大変ですよね。

また、メンテナンスのしやすいようにメンテナンス口の準備はできるだけしておいたほうがいいでしょう(これは、断熱性能にも若干影響があるのですこしポジションを考える必要があるでしょう)

終わりに

いかがでしたでしょうか。

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皆さんの家づくり・リノベーションの参考となれば幸いです!

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