みなさんこんにちは、Renovaです。
セルフリノベーションすると、順番や計画というのでいかに時間を割くか、いかに重要かがわかるかと思います。
今回は、そんな方の助けに少しでもなればと思い、木造2階建ての建築の際の順番を想定して作成していきます。
参考になれば幸いです。
とくに、目次をチェックリスト代わりに使ったりしてみてください♪
プランニング・設計
プランニング・設計はいかに好機を短く、つまりレンタル工具などをいかに少ない日数で終えるか…などにもかかわり、コスパにも大きく関わるのでここを綿密に、可能な限り後戻りしないように様々な角度からシミュレーションしましょう!
どのような性能性質を求めるべきかについては別途こちらの記事でまとめていますのでそちらもご覧いただければと思います。
Home by me などを利用して部屋の外観から内部まで大まかにシミュレーション
Home by meは特にお勧めのソフト・アプリです!
初心者でも簡単に使えるうえ、フリー(無料)でほとんどの光の入り方や、外壁・内装のインテリアをシミュレーションできます。
特に、コミュニティの中ですでに様々な家具が入っているので自分でゼロから作り直さなくていいところが非常に大きいです。
難点なのは、英語やそのほか国連言語しかまだ実装されてないことと、家具などのサイズ感が欧米過ぎるかもしれないこと笑
和室などを考えている場合は少しシミュレーションしずらいかもです(でも、自分で作ればオールオッケー!)
一度は試しに触ってみてほしいアプリです。実寸の壁の長さにできて、部屋の大きさもシミュレーションできるのがありがたい。
間取りの決定
綿密にできるだけ間取りを決めましょう。
後戻りするのが一番大変です。構造上の耐荷重に問題ないかも確認しましょう。
間取りの変更は大きな変更となるので、必要に応じて建築士の方との相談も必要となりますね。(柱は自力でやる場合は抜かないように!)
Sketchupなどを利用して各部屋の必要木材などを検討
使える人ならば、CADを利用して設計するのもいいと思いますが、私もRhinoなど使おうとしてやってみたのですがやっぱり片手間に学びながらやろうとすると永遠に時間がかかります・・・。
一軒しか今のところやる予定がなければ、Sketchupなどのフリーアプリ・ソフトなどを通してやってみるといいと思います。
全体的な設計図を持っていると、工務店や木材やさんにも相談がしやすいと思います。
配線図面の作成
配線図面を作成してみましょう。
あるいは、電気工事士の方に依頼してみましょう。(実際に電気系の作業を行うには、電気工事士2種の資格が最低限必要となります)
電気・インターネットだけの配線ではなく、水系などの他のエネルギーの線も検討しておきましょう。
エネルギーを変更する場合は見積・依頼
電気ガス併用からオール電化にするなど、使うエネルギーを変更する場合はなるべく早く見積もりを取っておきましょう。
解体工事 スケルトン解体
スケルトン、つまり最初は
少しずつ行う場合は改装する部分からスケルトンにしていきます。
庭や家周りの草木を必要最低限処分
屋根のリフォーム
屋根のリフォームを行うならできるだけ一番最初に行いましょう!
屋根がないと、雨漏りしてしまうなど今後がとにかく大変なのでここは一番優先します。
なんなら、解体の前に屋根をやったほうがいいかもしれません。防犯上(工事中の家は空き巣とか足場があったりしてはいられやすいので気を付けるように!)
墨だし
すべて取り払われた何もない躯体とだけのスケルトン状態の場所に、設計・レイアウトに基づいて墨だし(寸法にあわせた割り付け)を行います。
配管工事
ガス配管・電気配管・冷水温水配管
お部屋の専有部分の給水・排水・給湯の配管を先行して行います。水道メーターから先や床に埋まっている部分は共有部分なので変更することはできません。
水道以外にも基本的な電気配線、排煙ダクト、エアコンの先行配管、LANや弱電の配線もこの段階で配慮しておかなければなりません。
ここのところがスケルトンリフォームのいいところでしょう。部分リフォームよりコストも手間もかかりますが、普段目に見えない老朽化していたライフラインを新品に更新できるからです。
このような配管・配線の材料や器具は非常に進歩して、いいものがでているので、新しい性能の良いものを使用することが大切です。
断熱材などはいっていない段階が一番いいですが、
キッチン配管
ガスを使用しているキッチンの場合は、ガスの配管をチェックする必要がありますね。
お風呂
お風呂の配管はお湯と冷水と電気、追加で必要に応じてガスもありますね。
エコキュートなどのオール電化のおうちの場合は、オール電化の配置も行わなければなりませんね。
トイレ
トイレは冷水だけで十分だと思いますが、必要な場合は温水の導入も検討が必要です。
洗面台
洗面台を最近は玄関に着けるパターンも数多くの施工例で拝見します。
そういった場合は、そちらにも忘れずに!
間仕切り・下地工事
間取りのプランに従って、下地や間仕切りを行います。
設備機器のうちユニットバスだけはこの段階で組み立ててしまいます。
間取りをかえる場合はここで追加の柱を加える
柱を必要に応じて加えましょう。
耐震補強で各隅に鋼材を入れる
昔の家の場合、多くの場合は耐震補強がなされていない在来工法で建築されています。
金具などを利用して耐震補強を行いましょう。
外壁のリフォーム
スケルトンリフォームの場合、外壁の工事は一般的に以下のようなタイミングで行います。スケルトンリフォームは、建物の構造を残して内部をほぼ全面的に改修するので、構造の安全性と工事効率を考慮した順序が重要です。
外壁の工事のタイミング 内部解体後、構造補強が終わった段階
最初に、内部の不要な壁や仕上げ材の解体を行い、構造材のみを残します。この段階で必要に応じて構造補強を行い、建物全体の強度を確認します。 特に耐震補強が必要な場合は、このタイミングで柱や梁の強化を行います。建物の安定性が確保された段階で、外壁の工事に移る準備をします。 外壁の下地工事と防水工事
構造補強が完了したら、外壁の下地作りを行います。ここで防水シートの設置やサイディングの張り直しなど、外壁を保護するための防水工事も同時に行います。 このタイミングで、防水性や断熱性を強化するために、断熱材を追加することもあります。 内装仕上げと並行して外壁の最終仕上げ
内部の配管・配線工事や内装仕上げのタイミングと並行して、外壁の最終仕上げ(塗装やタイル張りなど)を行います。 最後の仕上げ段階で、外壁の見た目を整え、リフォーム全体を完成させる準備を整えます。 注意点 防水性の確保: 外壁の工事では防水性を特に重視する必要があります。内部の解体後にすぐ防水対策を行い、建物の構造が雨風で劣化しないようにします。 構造安全性の確認: 外壁の補修や仕上げは構造補強が終わってから行うのが一般的です。構造部分が安定してからでないと、外壁にひび割れや歪みが生じる可能性があるためです。 この流れで外壁を施工することで、建物の強度と美観を確保しながら、効率的なリフォームを進めることができます。
断熱材を入れる
内壁・床・外壁
断熱材の上に防湿シートを張る
雨どい
外壁が出来上がったらなるべく早いタイミングで雨どいをつけましょう。雨どいというのは、雨がしっかり流れてほしい場所に土地に水を落としてくれるパイプみたいなものですね。
高くても大体2万前後でできちゃうのでやっちゃいましょう!
施工する場合は勾配を付けるのを忘れずに。出ないと、水がうまく流れなかったりします。
内装
外装と内部の最低限の断熱材などの施工が終わったらやっと内装をやっていきます!
設備機器取り付け工事
キッチンやサニタリー、トイレなどの設備機器を取り付けていきます。ドアやクロゼットの扉なども建てつけます。エアコンや照明器具、カーテンも取り付ければ、スケルトンリフォームも完成に近づきました。
工事完成検査
設計・プランニングどおりできているかどうか、お客様立ち合いのもとで検査します。
万が一不良個所があればチェックして手直しします。また取り付けた設備機器がしっかり稼働しているかどうかも点検し、お客様に使い方やメンテナンス方法を説明します。
庭
庭があり、施工したい場合はタイミング的に一番最後に行いましょう。
駐車場なども一番最後で大丈夫です。なぜなら、これは検査などされませんから!笑
おわりに
いかがでしたでしょうか。
こんなものも考慮するべき・しておいたほうがいいということがもしありましたら
別途ご教示いただけると幸いです!
それではまた別の記事でお会いしましょう。
ぜひこちらからほかの記事なども探してみてください。
それでは!
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