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自分でリノベーションのための家を探すプラットフォーム【中古物件・家探し】

みなさんこんにちは、Renovaです。

最近、「自分で家をリノベーションする」というスタイルが注目を集めています。中古戸建やマンションを購入して、自分好みの内装に一から作り上げる楽しさは格別ですし、新築よりも費用を抑えられるケースも少なくありません。一方で、リノベーションを行うための最適な物件を見つけることは、初心者にとってはハードルが高く感じられるでしょう。

今回は、リノベーションやDIYに向いている物件、あるいは条件の合う中古住宅を効率よく探すためのプラットフォームやサービスをご紹介します。一般的な不動産情報サイトから、競売物件情報、さらには空き家バンクや無料(0円)物件まで、幅広くまとめてみました。あなたが理想のリノベーションライフを送るためのヒントになれば幸いです。

リノベーション物件を探すときのポイント

リノベーション用の物件を探す際、チェックすべきポイントはいくつか存在します。ここでは主に3つのポイントに注目してみましょう。

  1. 立地・周辺環境 リノベーションで内装は自由に改装できますが、立地や周辺環境は変えられません。交通の便、スーパーや病院、学校などの生活インフラ、治安などは必ず確認しましょう。
  2. 物件の構造・築年数 大がかりなリノベーションが可能かどうかは、建物の構造や築年数に大きく左右されます。耐震基準やリフォーム履歴、配管や配線の状況など、事前にチェックしておくことで、予想外の修繕費を抑えることにもつながります。
  3. 費用と予算計画 リノベーション費用だけでなく、物件取得費用・各種手数料・住宅ローン・税金など、総合的に予算を組む必要があります。「思ったよりも費用がかかった」というトラブルを防ぐためにも、可能な限り詳細なシミュレーションを行いましょう。

上記のポイントを頭に入れつつ、以下のプラットフォームをうまく活用して、理想的なリノベーション向き中古物件を探してみてください。

athome

アットホームとは?

「アットホーム」は日本全国の不動産情報を幅広く扱うポータルサイトです。多くの不動産会社が物件を掲載しており、地域や物件種別、価格帯など細かく検索条件を絞り込むことができます。大手ポータルサイトの一角を担うため、掲載数が豊富であることが特徴です。

リノベーション向き物件の探し方

  • リフォーム・リノベーション用語で絞り込み物件詳細検索のキーワード入力欄に「リノベーション向き」「リフォーム済み」「築古戸建」「DIY可」などを入力することで、ある程度条件を絞り込むことができます。
  • 築年数での絞り込み築年数が古い物件の中には、価格が安く、リノベーションに向いたものがあります。ある程度年数が経っている物件には、リフォーム履歴が記載されているケースも多く、逆に手を加えやすい場合も。
  • リノベーション済み物件もチェック既にリノベーション済みの物件は、初期費用がある程度明確になっているため、予算計画が立てやすいのがメリットです。中古住宅をまるごとDIYしたい場合には向かないかもしれませんが、部分的なリノベーションを行う上でも参考になります。

アットホームを活用するメリット

  • 豊富な物件数地方から都市部まで幅広いエリアの物件が探せます。
  • 地図検索機能の充実駅や学校、スーパーなど周辺施設の位置関係を地図上で確認しながら探せるため、立地条件を重視する人には便利。
  • 会員登録なしでも物件閲覧が可能簡単に物件情報を見られるため、気軽に利用できます。

空き家バンク

空き家バンクとは?

「空き家バンク」は、各自治体が管轄している空き家情報の登録・閲覧システムです。過疎化や高齢化などの社会問題に対応するため、自治体が持ち主と利用希望者をつなぐ目的で運営しているケースがほとんどです。物件の取得条件は自治体ごとに異なりますが、破格の価格で家を買えたり、さらには補助金や助成金を受けられることもあり、リノベーションを前提に地方移住を考えている方にはうってつけといえます。

空き家バンクの特徴と検索方法

  • 地方に特化した物件大都市圏よりも地方自治体が中心となるため、田舎暮らしを希望している方や自然豊かな場所で生活したい方には魅力的な物件が多いです。
  • 自治体の公式サイトにアクセス「空き家バンク ○○市(町・村)」のように検索し、自治体のホームページから物件情報を見ることができます。
  • 登録条件・移住支援自治体によっては、「移住支援金」「リフォーム補助」「家賃補助」などの制度があります。リノベーション費用を抑えるためにも、各自治体の制度を詳しく調べてみることが大切です。

空き家バンクを利用するメリット

  • 価格が安い物件が多い持ち主側も空き家をなんとか活用してほしい、自治体としても地域の活性化を望んでいる背景から、物件価格がかなり低く設定されているケースが少なくありません。
  • 地域コミュニティとのつながり地方でのリノベーションや暮らしを始める際、自治体や地域住民との交流が生まれるため、孤立しづらいというメリットも。
  • 支援制度・助成金を活用できるリノベーション費用や移住に伴う手続き費用の一部を自治体がサポートしてくれる場合があります。

三井不動産

三井不動産の特徴

「三井不動産」は大手デベロッパーとして、マンションから戸建まで幅広い物件情報を扱っています。新築分譲のイメージが強い企業ですが、「三井のリハウス」ブランドを通じて中古物件の売買仲介にも力を入れており、リフォームやリノベーションに関しても総合的にサポートしています。

リノベーションに関するサービス

  • 三井のリフォーム同グループ内で「三井のリフォーム」というサービスを展開しており、プランニングから施工までワンストップで相談できる体制が整っています。信頼と実績のある大手のリフォーム会社に任せたい方には安心感があります。
  • 中古マンション・中古戸建の豊富な仲介実績不動産の仲介実績が豊富で、大都市圏を中心に物件情報を多く扱っています。築年数や間取りなど、細かい条件を設定して問い合わせが可能です。

三井不動産を活用するメリット

  • 大手による安心感仲介からリフォーム、アフターサービスまで一括で依頼できるため、品質や保証面で安心しやすい。
  • 資金計画の相談もしやすい住宅ローンやリフォームローン、予算シミュレーションなど、不動産会社ならではの資金相談が可能。
  • エリアによる物件探し首都圏や大都市圏を中心に、好立地の物件を見つけやすい点も強みです。

住友不動産

.住友不動産の特徴

「住友不動産」は日本を代表する総合不動産会社の一つで、新築分譲マンションやオフィスビルの開発で有名ですが、中古物件やリノベーションにも力を入れています。特に「住友不動産のリフォーム」は豊富な実績を持ち、大規模リフォームやリノベーションを多く手がけています。

リノベーションに関するサービス

  • 住友不動産のリフォーム(新築そっくりさん)大掛かりなフルリフォームから部分リフォームまで対応可能な人気サービス。建替えよりもコストを抑えながら「新築そっくり」に仕上げることを打ち出しています。
  • 中古マンション再販(スムストック)築年数が経過したマンションを住友不動産が仕入れ、リノベーション・リフォーム後に再販しているケースもあります。自らDIYしたい方には物足りないかもしれませんが、安心感と一定の品質が確保されています。

住友不動産を活用するメリット

  • ワンストップサービス中古物件探しからリフォーム・リノベーション、引き渡し後のサポートまでワンストップで行えるため、手間が大幅に削減できます。
  • 多彩なリフォーム実績大手ならではのノウハウや実績があり、間取り変更やバリアフリー化など、大幅な改修を安心して依頼しやすい。
  • 保証やアフターサービスリノベーション後の不具合やトラブルに対応できる体制が整っており、長期的な安心を得ることができます。

SUUMO(スーモ)

SUUMOとは?

リクルートが運営する大手不動産情報サイト「SUUMO」。テレビCMや雑誌、ウェブ広告などで目にしたことがある方も多いかもしれません。物件掲載数はトップクラスで、新築・中古問わずマンション、戸建、土地など、あらゆるジャンルを網羅しています。

リノベーション向き物件の探し方

  • 細かい検索条件設定SUUMOの検索画面は使い勝手が良く、「リフォーム済み」「リノベーション可」などの条件を指定できる場合があります。また、「価格」「広さ」「駅からの距離」など、複数条件を組み合わせて理想的な物件を効率よく絞り込めます。
  • リノベーション事例特集SUUMOジャーナルなどのコンテンツでは、実際にリノベーションを行った人の事例紹介が充実しており、具体的なイメージをつかむのに役立ちます。

SUUMOを活用するメリット

  • 圧倒的な物件数大手不動産会社や中小の不動産会社問わず、多数の業者が物件を掲載しているため、地方から都市部まで幅広く探せます。
  • カスタマイズ性の高い検索機能探したい条件が明確なほど、SUUMOの詳細検索は便利で時間の節約につながります。
  • 会員登録なしでも問い合わせ可能気になる物件があれば、問い合わせフォームや電話で簡単に連絡ができます。

東急リバブル

東急グループの不動産ブランド

「東急リバブル」は東急不動産ホールディングスグループの不動産仲介ブランドです。東急沿線を中心とした首都圏での物件が豊富ですが、全国各地にもネットワークを持っており、幅広いエリアに対応しています。

リノベーションに関する特徴

  • 東急Re・デザイン東急グループではリフォーム・リノベーション事業「東急Re・デザイン」を展開しており、住まいのトータルサポートを行っています。間取り変更やデザイン性の高い内装への変更など、要望に応じて柔軟に対応。
  • 中古マンションの仲介東急沿線に人気のエリアが多く、資産価値や将来の売却を視野に入れながら物件を選ぶ際にも強みがあります。

東急を活用するメリット

  • 沿線価値や利便性の高さ東急沿線は人気が高く、将来的な資産価値も見込みやすい場合が多いです。
  • 総合的なサービス不動産の売買からリノベーション、賃貸管理など幅広いサービスを提供しているため、一貫したサポートが受けられます。
  • 安心のブランド力不動産取引やリフォームに対して実績豊富な大手ブランドなので、初めてリノベーションに挑戦する方でも比較的安心して相談できます。

楽町

「楽町(らくまち)」は個人や不動産会社が物件を直接掲載できる不動産情報サイトです。大手ポータルサイトと比べると知名度はやや劣るかもしれませんが、独自の掲載内容や掘り出し物件が見つかることがあるため、チェックしておくと意外な出会いがあるかもしれません。

リノベーションに向いた物件を探すコツ

  • キーワード検索の活用「リノベーション」「DIY可」「再建築不可」など、通常の不動産サイトでは検索しづらいキーワードで探索してみるとユニークな物件が出てくることがあります。
  • 売主直売物件もチェック中古住宅が不動産会社を通さずに掲載されているケースもあるため、場合によっては仲介手数料が抑えられる可能性があります。

楽街を利用するメリット

  • 個性的な物件との出会い全国的にマイナーなエリアの物件や、築古戸建てが多く出回ることがあるため、リノベーション向きの物件探しには穴場。
  • 情報の更新頻度大手に比べると掲載数は少ないかもしれませんが、オーナーや不動産会社が直接掲載するため、新着情報が意外と早く出てくることも。
  • 価格交渉の可能性売主直売物件であれば、価格交渉や条件交渉がしやすいケースもあります。

BIT 競売用不動産物件情報サイト

BIT(Bid Information Technology)は、裁判所が取り扱う不動産競売物件の情報をネット上で公開しているサイトです。全国の裁判所で進行中の競売案件を検索・閲覧することができます。競売物件は、市場価格よりも安く落札できる可能性がある点が大きな魅力です。

競売物件を探すポイント

  • 入札手続きの流れを理解する競売物件の購入は通常の不動産売買と異なり、裁判所を通じた入札手続きが必要です。入札期日、保証金の納付、落札後の手続きなど、独特の流れを理解しておく必要があります。
  • 物件調査を入念に競売物件には、占有者がいる場合や法的リスクがある場合があります。物件明細書をよく読み、不明な点があれば専門家(弁護士・不動産会社・司法書士など)に相談しましょう。
  • リノベーション費用を想定競売物件の中にはリフォームが必要なものが多く、落札価格が安くてもリノベーション費用が膨らむ可能性があります。事前にある程度の改修費用を見込んで入札額を決めることが大切です。

競売物件のメリット・リスク

  • メリット
    • 通常の市場価格より安く手に入る可能性がある
    • 築年数やエリア次第では大幅な資産価値向上が見込める
  • リスク
    • 法的手続きの知識が必要
    • 物件の現況調査が難しい場合がある
    • 立ち退き交渉などのトラブルリスク

競売物件は難易度は高めですが、自分でリノベーションしたい方や物件購入費用を抑えたい方にとっては、チャレンジしがいのある選択肢です。

みんなの0円物件

「みんなの0円物件」は、その名の通り「0円(または極めて安価)」で譲渡される物件情報を集約しているサイトです。空き家バンクの情報や個人が提供している物件まで、幅広く掲載されています。

なぜ0円で家が手に入るのか?

  • 売り手が物件を手放したい理由がある固定資産税の負担や維持管理の手間から解放されたいという事情で、無償でも良いから所有権を引き渡したいと考えるケースがあります。
  • **土地の価値が低い(不便な立地など)**極端に不便な場所だったり、再建築不可物件など、市場価値が低いと判断されるケース。
  • リノベーション前提かなり古い物件で、現状では住むのが難しいほど老朽化している場合もあります。リノベーションやDIYに熱意のある方にとっては宝の山かもしれませんが、大幅な修繕費を覚悟する必要があります。

0円物件を選ぶ際の注意点

  • リフォーム・リノベーション費用の把握購入価格が0円でも、実際に住める状態にするには数百万円以上かかる可能性も。物件の構造や基礎、屋根、配管などの劣化具合を専門家に見てもらうと安心です。
  • 権利関係の確認複数の相続人がいるケースや、土地の所有権が複雑になっているケースもあります。契約の前に登記簿謄本を取り寄せるなど、しっかり確認しましょう。
  • 環境・インフラ整備交通機関、水道・電気・ガスなどのライフライン、インターネット環境などが整っているか要チェック。0円の物件が魅力的でも、生活に支障が出るような地域では快適に暮らすことが難しい可能性があります。

まとめ:自分に合ったプラットフォームを選ぼう

これまで紹介してきたとおり、リノベーション向きの中古戸建やマンションを探す方法は多岐にわたります。大手ポータルサイト(アットホーム、SUUMOなど)で幅広く探すもよし、大手不動産会社(三井不動産、住友不動産、東急)で安心感を得るもよし、空き家バンクや「みんなの0円物件」を活用して地方移住や0円物件に挑戦するもよし、さらには競売物件(BIT)で安く落札できる可能性にかけるのも一つの手です。

ただし、リノベーションは物件選びの段階から、費用・構造・立地など多くの要素を検討する必要があります。以下の点を意識することで、よりスムーズに物件探しが進むでしょう。

  1. 希望条件を明確にする
    • どのエリアで探すか
    • 予算はいくらか
    • 一軒家かマンションか
    • DIYをどこまでやりたいか
    • どのような間取りを希望するか
  2. 各種ローン・資金計画を立てる
    • 住宅ローンに加えてリノベーションローンが必要か
    • 自己資金はどれくらい確保できるか
    • 予備費用(追加工事や予想外の修繕費)を用意しておく
  3. 専門家の意見を取り入れる
    • リノベーション会社や施工業者、建築士などに現地調査を依頼
    • 不動産会社と相談しながら法律・規制・権利関係を確認
    • 税理士や行政書士、司法書士に手続き関連を相談
  4. 現地見学・周辺環境のチェック
    • 物件だけでなく、地域の雰囲気、買い物施設、交通機関の利便性を肌で感じる
    • ご近所トラブルの噂や災害リスクなども調べる
  5. リノベーション費用の概算とスケジュール管理
    • 実際のリノベーション工事に入る前に、工程表や見積書をチェック
    • 生活スタートの時期を逆算して、工事期間を考慮する

おわりに

いかがでしたでしょうか。リノベーション向きの中古物件は、意外と身近なところに転がっています。ただ、「安いから」「DIY可だから」という理由だけで飛びついてしまうと、後から思わぬ出費や法的トラブルが発生する可能性もあります。リノベーション成功の鍵は、物件探しと情報収集の段階でどれだけ準備をしっかり行うかにかかっています。

  • 大手不動産ポータルサイト … 物件数が多く、検索機能が充実
  • 大手不動産会社 … ワンストップサービスと安心感
  • 空き家バンク … 地方移住や格安物件探しにおすすめ
  • 競売物件(BIT) … 安く落札できる可能性があるが手続きが複雑
  • みんなの0円物件 … 物件取得費用を極限まで抑えられるが修繕費要注意

自分のライフスタイルや予算、エリア条件に合わせて、最適なプラットフォームを活用してみてください。理想の住まいを手に入れて、自分らしくリノベーションを楽しむ道がきっと見えてくるはずです。あなたのリノベーションライフが素晴らしいものになるよう応援しています!

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