【リフォーム】古き良き在来工法お風呂場をユニットバス化する手順と必要なもの【DIYリノベ】

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Hello everyone, this is DIY Renova.

在来工法(タイル+モルタル+土間、または木下地+防水)のお風呂は、「解体してみるまで分からない」要素が多いです。でも逆に言うと、ユニットバス(システムバス)化はゴールが明確で、「寸法」「水平」「排水」「防水」「換気」の5点を押さえれば、DIYでも再現性高く進められます。

この記事は「基礎(床下の作り直し)から」スタートして、搬入・据付まで「この文章だけで作業できる粒度」で書きます。
※ただし、水道・電気・ガスは「DIYで触れると法令・保険・安全」の壁があるので、そこは現実的な落とし所(DIYで準備→有資格者に最終接続)も含めて説明します(電気工事士法・水道法の条文も引用します)(電気工事士法, 2022; 水道法, n.d.)。

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So, here you go.


Table of Contents

まず最初に決めること:「どのユニットバス化ルートで行くか」

在来浴室→ユニットバス化は、床(基礎)をどう作るかで工法が分岐します。先に「工法の全パターン」を書き出します。

工法A:土間コンクリート新設(1階・地面の上に浴室があるなら最優先)

  • いちばん確実で、施工後のトラブルが少ない王道。
  • 排水勾配・据付面の水平が取りやすい。
  • 湿気とシロアリのリスクを潰しやすい(防湿層・立上り・換気計画が立てやすい)。

「選ぶ基準」

  • 浴室が1階で、床下が土(地面)or 低い空間。
  • 既存の土間がボロい/割れている/排水経路を引き直したい。
  • “一度で勝ちたい”人向け。

工法B:既存土間を活かしてレベル調整(1階・既存土間が健全なら)

  • 解体後の土間が「厚み」「強度」「ひび割れ」「沈下」が問題なければ、最短で進められる。
  • ただし「水平・高さ・排水芯」の制約が大きい。

「選ぶ基準」

  • 既存土間がしっかりしていて、排水芯も大きくズレていない。
  • コンクリ打設の手間を減らしたい。
  • 低コスト優先。

工法C:乾式架台(木・鋼製)で床を作る(2階浴室、またはコンクリを打てない状況)

  • 2階浴室や、構造上コンクリ打設が難しい場合に使う。
  • 施工は早いが、「剛性」「たわみ」「防水」「遮音」「点検性」まで設計が必要。
  • ユニットバス自体が重いので、梁・根太・束の考え方が重要。

「選ぶ基準」

  • 浴室が2階。
  • 1階でも床下条件が悪く、コンクリを運び込めない/乾式で済ませたい。
  • 構造を理解して補強できる人向け。

工法D:排水ポンプで逃がす(排水勾配が取れない、または既存排水が高い)

  • 勾配を取れない場合の「最後の手」。
  • 施工は可能だが、停電・故障・騒音・メンテの設計が必須。
  • メーカー施工要領を厳守。

「選ぶ基準」

  • どうしても重力排水で流れない(排水本管が高い等)。
  • 配管経路が長く、勾配が確保できない。
  • メンテを受け入れられる。

ここから本編:DIYでユニットバス化する全工程(基礎から)

以下は「工法A:土間コンクリート新設」を軸に書き、途中でB/C/Dの分岐点を明示します。
(工法B/C/Dの人も、分岐点まで同じ手順です)


STEP0:計測と設計(ここを雑にすると全部ズレます)

0-1. 「ユニットバスのサイズ」を先に決める

ユニットバスは規格寸法(例:1216、1317、1616など)で、必要な据付寸法・搬入寸法・天井上の点検スペースが決まります。例えば、天井上には換気ダクト配管や点検のため「上部に300mm程度のクリアランス確保」が求められるケースがあります(シリーズや納まり条件による)(LIXIL, n.d.)。

やること:

  • 候補サイズを2つまで絞る(例:1216と1317)
  • メーカーの「施工説明書・納まり図」を入手(無料PDFが多い)
  • 次の寸法を控える
    • 据付外形(床の必要寸法)
    • 開口(搬入口)最低幅
    • 天井上必要寸法(ダクト、点検)
    • 排水位置(床下の芯)

「DIY向けのコツ」

  • 最初はカタログで見栄を張らず、「搬入できる・納まる・点検できる」が最優先です。
  • “広さ”より“失敗しない納まり”が正義です。

0-2. 排水のルールを数字で決める

重力排水は「勾配」が命です。自治体の排水設備指針では、管径に応じた標準勾配が示されます(例:小口径ほど急勾配)(軽井沢町, 2023; 町田市, 2012)。一般に住宅の屋内排水は「1/50(2%)」〜「1/100(1%)」がよく出ます。実際の基準は自治体資料で確認できます(あなたの地域の“排水設備指針”PDFがほぼ必ずあります)。

DIYでの実務ルール(目安):

  • 50A/VP・VU:勾配 1/50〜1/100
  • 曲がりは増えるほど詰まりやすい
  • 合流は鋭角(45°以内)で入れる、T字直交は避ける(臭気・詰まり・流れ不良)(名古屋市上下水道局, n.d.)

※排水設備は自治体基準が絡むので、あなたの地域の指針に合わせてください(数字の出典が自治体資料に載ります)。


STEP1:養生・解体(在来浴室を“構造体まで”出す)

1-1. まずは止水・止電(安全が最優先)

  • 水:元栓を閉める(家全体)
  • 電気:浴室周りの回路をブレーカーOFF
  • ガス:浴室にガス機器があるなら元栓閉、無理なら触らない

法令面の現実:

  • 電気配線の直結や改造は「電気工事士法」の対象になり、違反に罰則があります(条文に「一年以下の懲役又は三十万円以下の罰金」規定)(電気工事士法, 2022)。
  • 給水装置の設置・変更は「水道法」で給水装置工事の枠組みが定義され、指定給水装置工事事業者制度があります(水道法本文・制度資料)(水道法, n.d.; 国土交通省, 2021)。

この記事では「DIYでできる準備」と「資格が絡みやすい最終接続」を分けて書きます。

1-2. 解体の順番(素材レベルで)

在来浴室はだいたい、上から順に「仕上げ→下地→防水→躯体」です。崩す順番を守ると、無駄に壊さずに済みます。

基本の順番:

  1. 小物撤去(鏡、棚、タオル掛け)
    • ビスは「電ドラ+手回し」でなめないように
  2. 浴槽撤去
    • ホールソーやグラインダーで無理に切らず、「固定点(ビス・釘・モルタル噛み)」を探して外す
  3. 壁仕上げ(タイルなら)
    • タガネ+ハンマー、または電動ハンマ(SDS)
    • 端部のコーナー材(樹脂見切り・金属見切り)は、先に外すと剥がしやすい
  4. 下地(ラス網・モルタル下地)
    • メタルラスは「ニッパで切る」より「金切りバサミ」か「ディスクグラインダー」が速い
    • 釘はバールで“こじる”より、釘抜きで“引く”方が柱を傷めにくい
  5. 床仕上げ・土間
    • 排水トラップ周りは最後。先に壊すと配管が暴れて余計に割れます。

「ここで写真を撮る」

  • 解体前→途中→躯体露出→配管露出の順で、最低30枚。
  • あとで排水芯や段差を検討するときに、この写真が“設計図”になります。

「アフィリンク差し込みどころ(道具)」


STEP2:現況調査(“ユニットバスが成立する条件”をチェック)

2-1. チェック項目(最低これだけ)

  • 柱・土台・根太の腐朽(触ってブカブカならアウト)
  • シロアリ被害(蟻道、木がスカスカ)
  • 基礎の欠損(欠け、ジャンカ、沈下)
  • 給水・給湯・排水の経路(どこへ行ってるか)
  • 換気の経路(ダクトが通るか、外へ抜けるか)

2-2. 数字で見る「床の水平」

ユニットバスは「据付面の水平」が生命線です。施工説明書でも「床、浴槽設置前にレベル調整する。後からはレベル調整出来ません」という注意が出ます(例として浴槽系取説に同趣旨の注意がある)(TOTO, n.d.)。

DIY目標(現場目安):

  • 据付面の水平:2mで±2mm以内を目標
  • 四隅の高さ差:±3mm以内を目標
    (製品ごとに許容が違うので、必ずあなたが買う機種の施工要領で確認)

おすすめ道具:

  • レーザー墨出し器 or 2m水平器

STEP3:配管計画(DIYは“配置決め”まで、最終接続は現実的に分ける)

3-1. 排水:芯位置と勾配を最優先で決める

やること:

  1. ユニットバスの「排水芯(床下の中心位置)」を図面から拾う
  2. 現況の排水管位置を測る
  3. 「移設が必要か」を判断

判断基準:

  • 芯ズレが小さく、接続が短く、勾配が取れる → 重力排水で行ける可能性が高い
  • 芯が大きくズレる/経路が長い/梁や基礎が邪魔 → ルート再設計 or 排水ポンプ検討

排水の注意(自治体指針に繰り返し出るやつ):

  • 二重トラップ禁止(臭気・流れ不良の原因)(名古屋市上下水道局, n.d.)
  • 勾配不足は詰まりの原因
  • 合流角度は鋭角(45°以内)(名古屋市上下水道局, n.d.)

3-2. 給水・給湯:配管材は「樹脂系」がDIY向きだが、検査・資格の壁は理解する

現場でよく使うのは架橋ポリエチレン管など。施工性が良い一方で、給水装置工事の枠組みは水道法の対象で、指定事業者制度がある(制度資料)(国土交通省, 2021; 水道法, n.d.)。

DIYの現実解:

  • DIYで「配管ルート・貫通穴・固定下地」まで作る
  • 接続・通水・耐圧確認は指定事業者に依頼(ここだけ外注でも、総額は抑えやすい)

STEP4:基礎(床)を作る:工法A「土間コンクリート新設」

ここからが本題の「基礎を作るところから」です。

4-1. 目標の床構成を決める(断面を描く)

土間新設の基本構成(下から上):

  1. 転圧した地盤
  2. 防湿層(ポリエチレンシート等)
  3. 砕石(必要なら)
  4. コンクリート(土間)
  5. 必要に応じてモルタルでレベル調整
  6. ユニットバス据付面(架台・脚・ベース)

「なぜ防湿層が要るの?」

  • 地面の水分が土間から上がると、木部腐朽・カビ・臭いの原因になります。防湿層で“水蒸気の上昇”を抑えます(建築の基本)。

あるのは2択です。

  • 「0.15mmのポリエチレンフィルム(床下防湿層用)」
    日本の標準仕様の下限に合わせるならこれ。
    上の候補だと「実厚0.15mm」表記のものが分かりやすいです(例:昭和商会の実厚0.15mm)。
  • 「0.20mmのポリエチレンフィルム」
    現場で踏む・角のある砕石や鉄筋で穴が開くのが心配ならこっち。厚いほど破れにくい方向です。

「幅」は、浴室なら「1800〜2000mm」くらいあると継ぎ目が減って楽です(狭い現場は1000〜1350mmでもOK)。

シートは敷くだけだと、継ぎ目や配管の切り欠きから湿気が上がってきます。なので「防水気密テープ」系を一緒に買うのが正解です。

  • 用品名: 「防水気密テープ(片面)」
    例:日東 No.6931(屋外・防水系で定番)
  • 用品名: 「建築用 気密防水テープ(アクリル系)」
    例:コニシの建築用

避けたいもの:
「養生テープ」「布テープ」
最初は貼れても、湿気・粉・温度差で剥がれやすいです(長期の気密には向きません)。

3) 配管まわりの“封止”用(あると強い)

  • 用品名: 「ブチルテープ」
    配管の立ち上がり周り、細かい隙間の“ねばり”封止に便利です(上の候補だとソフト99のブチルテープ)。

  • 迷ったら「0.20mmのポリエチレンフィルム」+「防水気密テープ(片面)」
  • コスト優先なら「0.15mm(実厚表記)」+「防水気密テープ(片面)」
    (日本の標準仕様としては0.15mm以上が基準ラインです)

4-2. 既存土の整地と転圧(ここで沈下が決まる)

やること:

  • 土を掘り下げて、必要な厚みを確保
  • 土を均して、転圧(タンパー)
  • 砕石を入れるなら敷き均し→転圧

目安の考え方(DIY向け):

  • 砕石は「締め固めた後に沈みにくい層」を作るため
  • 施工後に沈むと、ユニットバスの排水勾配・水平が崩れます

道具:タンパー

4-3. 排水管を“先に”置く(コンクリ打設前が勝負)

手順:

  1. 排水本管へ接続する経路を決める
  2. 塩ビ管(VP/VU)を仮組みして、長さと角度を決める
  3. 勾配を測って固定(仮固定でOK)
  4. ユニットバス排水位置に「立ち上がり(または接続口)」を出す
  5. コンクリ打設で動かないように、周辺を固める

定量のチェック:

  • 勾配:例えば1/50なら、1mで20mm落ちます。2mなら40mm。
  • これをメジャーで実測できるように、レーザー or 水平器+定規で確認。

自治体の排水指針は「管径と勾配」を表で持っています(例:管径に応じた標準勾配)(軽井沢町, 2023; 町田市, 2012)。あなたの地域の表を見て、そこに合わせるのが安全です。

4-4. 防湿シートを敷く(穴は“塞ぐ”)

  • ポリエチレンシートを敷き込み、継ぎ目は重ねる
  • 配管周りは切り欠くが、隙間が大きいならテープで塞ぐ
  • 壁際は立ち上げる(可能な範囲で)

4-5. 型枠・レベル設定(“据付面の高さ”をここで確定)

やること:

  • 仕上げ高さ(ユニットバスの床高さ)を決める
  • ドア下端や脱衣所床との段差もここで決まる
  • レーザーで基準高さ線を回す

ここで参考になるのがメーカーの「納まり寸法・踏み込み高さ」の考え方です(床仕上げ面を上げる/スラブを落とす等の納まり検討)(LIXIL, n.d.)。

4-6. コンクリ打設(DIYでやるなら“小分けで確実に”)

DIYで土間を打つときの現実的なやり方:

  • レディーミクストを呼べないなら、袋モルタル/袋コンクリを練って運ぶ
  • ただし量が多いと地獄なので、浴室規模なら「練り量・運搬動線」を先に設計

目安の数量感(ざっくり):

  • 例:1.6m×1.6m×厚み80mm ≒ 0.205m³(約0.2立米)
  • 0.2立米は、袋で練るとそれなりに重いです(体力勝負)

施工の要点:

  • まず“粗均し”→次に“レベル合わせ”→最後に“押さえ”
  • 排水管周りは叩き込みすぎない(管がズレます)
  • 乾燥ひび割れが出るので、急乾燥を避ける(養生)

道具:

  • モルタルミキサー

4-7. レベル調整モルタル(必要なら)

コンクリを完璧に水平に打てないのは普通です。ユニットバス据付は「最終的な据付面の水平」が重要なので、必要なら薄塗りモルタルで追い込みます。

DIY目標:

  • 2mで±2mm以内(再掲)
  • 「後からレベル調整できない」系の注意は施工要領でよく出ます (TOTO, n.d.)

STEP5:基礎(床)を作る:工法B「既存土間を活かす」

工法Aと違うのはここだけです。

判断チェック:

  • 既存土間が健全(沈下・大割れなし)
  • 据付高さが確保できる
  • 排水管の移設が最小で済む

やること:

  • 土間を清掃(レイタンス除去、粉を取る)
  • レベル測定→不陸(凸凹)を記録
  • 不陸が大きいなら、セルフレベリング材やモルタルで補正
  • 排水芯が合わないなら、部分的に斫って配管移設→復旧

Note:

  • 斫りすぎると土間が薄くなり、割れやすくなります。
  • 土間厚や配筋が不明なら、無理に削らず「上で調整」する方が安全です。

STEP6:基礎(床)を作る:工法C「乾式架台」(2階やコンクリ不可)

乾式架台は、ユニットバスの荷重(浴槽+湯+人)を「梁・根太・束」に流す設計になります。ここは本気でやるなら構造計算の世界ですが、DIY記事として「最低限の考え方」を落とし込みます。

6-1. 荷重のざっくり感を持つ

  • 湯は1L=1kgで考えられます。浴槽に200L溜めたら200kg。
  • ここに浴槽重量+人が乗ります。
  • つまり「一点に集中させない」「面で支える」「たわみを抑える」が大原則。

6-2. 架台の設計ルール(DIY向け)

  • ユニットバスの脚位置・支持点は製品ごとに決まります(施工説明書参照)
  • 支持点の直下に「束」または「梁補強」を入れる
  • 水平調整は“架台側”でできるようにする(床を削る調整は泥沼)

6-3. 防水・漏水検知を必ず仕込む

2階浴室は漏水が即ダメージになります。

  • 点検口
  • 防水パン的な受け
  • 漏水センサー(アラート)
    このあたりは“保険”として仕込む価値が高いです。

STEP7:排水トラップ・防水の要点(ここで水漏れが決まる)

ユニットバス本体の床は防水されていますが、「排水ユニットの取り合い」「防水層押さえ」など、部材の締結が甘いと漏れます。排水トラップ周りの施工注意は、部材の施工説明書に具体的に書かれています(例:防水層押さえをボルトで確実に固定しないと水漏れの恐れ)(TOTO, 2011)。
また、排水ユニットを床勾配に合わせて据える注意も見られます(例:水が溜まらないよう勾配に注意)(LIXIL, 2022)。

DIYの要点:

  • 排水ユニットは“床勾配と整合”させる
  • 締結部は規定どおり(トルクが指定される場合もある)
  • 防水層押さえ、パッキン、接着剤は“代用品に逃げない”

STEP8:換気(換気不足はカビ一直線。数字で潰す)

浴室は「高湿度+温度差」が出るので、換気が弱いとカビと腐朽が加速します。ユニットバスの天井上にはダクト・点検スペースが必要になり、上部クリアランスの指定(例:300mm確保)が資料で示されています (LIXIL, n.d.)。
つまり、換気扇を付けるだけでなく「ダクトが通る空間」も基礎設計の一部です。

DIYチェック:

  • ダクトが曲がりすぎない(曲がりが増えると風量低下)
  • 天井点検口が“塞がれない”
  • 外壁貫通は防水処理までセットで考える

STEP9:搬入・据付(“水平”と“固定”で勝つ)

9-1. 搬入前の最終チェック

  • 据付面が水平か
  • 排水芯が合うか
  • 壁の下地位置(ミラー・手すり・棚)を施工説明書の指示どおりに入れてあるか
  • 天井上のクリアランスが足りるか (LIXIL, n.d.)

9-2. 据付のコツ(DIYで事故らない)

  • 先に床パン(ベース)を仮置きして位置確認
  • 排水接続部は“無理に押し込まない”
  • レベル調整は必ずこの段階でやり切る(後戻りが一番つらい)(TOTO, n.d.)

STEP10:工法D「排水ポンプ」を選ぶ場合の最低条件

排水ポンプは、施工説明書に「配管長」「高低差」「曲がり箇所」「鳥居配管の禁止」など、かなり具体的な制約が書かれます(例として、配管長や曲がり箇所、鳥居配管への注意が記載される取説がある)(鶴見製作所/関連資料, n.d.)。
この手は「設計を守れば成立」「守らないと詰む」タイプです。

選ぶなら:

  • 取説の制約を全部満たせる
  • 点検できる位置に設置できる
  • 停電時の運用を受け入れられる(風呂が使えない等)

DIYで必要なもの一覧(過不足が出にくい“実戦セット”)

計測・墨出し

  • レーザー墨出し器 or 2m水平器
  • コンベックス(5.5m以上)※金属製のテープ(コンベックスルール)をケースに巻き込んだ測定具。つまりメジャー
  • 下げ振り、差し金

配管(準備)

  • 塩ビ管(VP/VU)と継手一式
  • 勾配確認用の小型水平器
  • 仮固定材(結束バンド、仮止め木材)

土間(工法A)

  • 防湿シート
  • 砕石(必要なら)
  • 袋コンクリ・袋モルタル
  • コテ、トンボ、バケツ、練り舟 or ミキサー
  • 養生材

据付

  • 取説一式(PDFで印刷推奨)
  • コーキング材(指定品がある場合は従う)
  • 施工用ビス(指定長さ・指定種)

失敗しやすいポイントと回避策(“やり直し地獄”を避ける)

  1. 「排水芯」を甘く見て、据付直前に合わない
    → 図面で芯を拾う→現況測定→仮組みで検証、を必ずやる。排水勾配は自治体指針の数値で固める (軽井沢町, 2023; 町田市, 2012)。
  2. 「水平」を後回しにして、水が溜まる
    → レベル調整は据付前に完了が原則(取説にも同趣旨の注意がある)(TOTO, n.d.)。
  3. 天井上スペース不足で換気ダクトが通らない
    → クリアランスの指定(例:300mm)を最初に確認して設計する (LIXIL, n.d.)。
  4. 排水トラップ周りの締結が甘くて漏水
    → 排水ユニット取説の注意を守る(防水層押さえ、ボルト固定、勾配整合)(TOTO, 2011; LIXIL, 2022)。
  5. 電気・水道を全部DIYでやって、保険・法令・安全で詰む
    → DIYは「準備まで」、最終接続は「有資格者に一発で通してもらう」のが総合的に強い(条文・制度の枠組みを理解)(電気工事士法, 2022; 水道法, n.d.; 国土交通省, 2021)。

海外の良い工法も一応:湿式→乾式の考え方

海外(特に北米・豪州)だと、浴室を「防水パン+下地+防水膜+タイル」で作る文化が強いですが、日本のユニットバス化は「工場防水の箱を置く」思想で、現場防水のリスクを減らす方向です。
DIYで再現性を上げたいなら、ユニットバスの思想(工場品質)に寄せる方が成功率が上がります。

If you're wondering "How much renovation or remodeling can I actually do on my own home?" or "Where should I even start?", please visit this page. If you're looking to learn more about specific renovation processes or construction details, don't miss this page as well!

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参考資料・動画(最後にまとめて置きます)

以下は本文中で参照した根拠資料です(断定が絡む箇所は文中で引用済み)。

電気工事士法. (2022年6月22日). e-Gov法令検索. https://laws.e-gov.go.jp/law/335AC0000000139/20220622_504AC0000000074

水道法. (n.d.). e-Gov法令検索. https://laws.e-gov.go.jp/law/332AC0000000177

国土交通省. (2021年4月1日). 給水装置工事主任技術者に関する制度について. https://www.mlit.go.jp/common/830005260.pdf

LIXIL. (n.d.). 設計者の皆様へ(システムバスルーム納まり・必要寸法). https://www.biz-lixil.com/products/bathroom/systembath/barrier_free/construction/barrier_free-P198-209.pdf

LIXIL. (2022). トラップ付排水ユニット 取付説明書(PBF-TM4-XXXTB). https://store.lixil.co.jp/media/wysiwyg/product_image/pdf/PBF-TM4-XXXTB_directions.pdf

TOTO. (2011). 浴室排水ユニット(施工・注意事項). https://search.toto.jp/tr/YP03168_201106.pdf

TOTO. (n.d.). 【本体】取扱・施工関連マニュアル(浴槽レベル調整に関する注意を含む). https://search.toto.jp/contents/help/manual/bath/pdf/EKL61339N3.pdf

軽井沢町. (2023). 軽井沢町排水設備ハンドブック. https://www.town.karuizawa.lg.jp/uploaded/attachment/2975.pdf

町田市. (2012). 町田市排水設備指針(2012改訂版). https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/suido/grsui/jigyoushanominasama/gesuidousetsuzoku/sisinnado.files/haisuisetubisisin2012kaiteiban.pdf

名古屋市上下水道局. (n.d.). 排水設備技術指針(配管注意事項:合流角度、二重トラップ禁止等). https://www.water.city.nagoya.jp/file/53278.pdf

鶴見製作所/関連資料. (n.d.). 汚雑排ビッグ 施工説明書(吐出管・鳥居配管等の注意). https://www.smartpump.jp/dl/pdf/sekou/bg201na_sekou.pdf

DIYヤーさん

プロ

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