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セルフリノベーションを進める中で、廃棄作業は避けて通れない工程です。特に大規模なリノベーションでは、建材や家具、ゴミなどが大量に発生します。
廃棄というのは、リノベーションを行う際にも切っても一番最初に行う部分で、切り離せないものですよね。
本記事では、廃棄を効率的かつ安全に進めるために、当日までに準備しておくべきことをまとめました。
So, here you go.
廃棄物の種類を分類する
不要物の仕分けを事前に行おう
廃棄物には以下のような種類があります。それぞれ適切な処理方法が異なるため、事前に分類しておくことが重要です。
- 建材廃棄物:木材、コンクリート、石膏ボードなど
- 金属類:釘、ネジ、配管、アルミサッシなど
- 家電製品:エアコン、冷蔵庫など(リサイクル法に従う必要あり)
- 家庭ゴミ:布や紙類、小型プラスチック製品など
- 有害物質:塗料、接着剤、バッテリーなど
ラベリングで混乱を防ぐ
大きなゴミ袋や箱を用意し、分類ごとにラベルを貼ることで当日の混乱を防ぎます。「木材」「金属」「可燃ゴミ」といったラベルを貼るだけでも整理がぐっと楽になりますね。
廃棄物の処理ルート・処理場所を確認する
回収業者に依頼する場合
事前に地元の廃棄物回収業者に連絡し、回収日や費用を確認しておきましょう。以下の点を事前に確認しておくことが重要です。
- 回収可能な廃棄物の種類
- 見積もり費用
- 当日の運搬方法(自宅前まで出す必要があるか)
自治体のルールを確認
地域によっては自治体が提供する廃棄物回収サービスがあります。特に粗大ゴミや家電リサイクルの手続きについては、自治体のホームページで詳細を確認してください。
場合によっては持ち込みできない可能性があったりしますので(特に都内など都市部)しっかり調べてから行くようにしましょう!
場合によっては申請書の必要も?
基本的にこの文章は、スケルトン解体を行う(つまり、全部を解体することは想定して記載していない)のですが、、一応、もし全開させる予定ならば申請書が必要なバイがありますのでご注意ください。
「建設リサイクル法」に引っかからないか確認を行ってください!
戸建ての解体には、次のような申請や手続きが必要です。
- 解体工事届出:建設リサイクル法に基づいて、床面積が80平方メートル以上の建築物を解体する場合は、工事着工の7日前までに役所に届け出ます。届出書とともに、分別解体等の計画書、現場の案内図、設計図または写真、工程表、委任状などを提出します。
- 建物滅失登記申請:解体工事が終了した場合は、1ヶ月以内に法務局に建物滅失登記申請を行います。建物滅失登記申請は、建物がなくなったことを国に報告する書類です。提出しないと10万円以下の罰金を科される可能性があります。
- アスベスト除去の届出:レベル1・2のアスベストを撤去する場合は、特定粉じん排出等作業実施届を申請する必要があります。
また、事業として解体工事を行う場合は、建設業許可(土木工事業 or 建築工事業 or とび・土工工事業)と解体工事業登録が必要です。廃棄物の運搬を他社から委託する場合は、産業廃棄物収集運搬許可も必要になります。
売れるものはお金に換える!廃棄物から収益化する方法
金属類は金属回収業者へ
リノベーションで発生する金属廃材(アルミ、鉄、銅など)は、多くの場合、金属回収業者が買い取ってくれます。特に以下の金属類は高値で取引されることがあります。
- 銅:配線や配管に使われていることが多く、高価で取引されます。
- アルミ:アルミサッシや雨樋などから回収可能。
- 鉄:釘や梁など、建材の一部に含まれます。
事前準備
- 金属をほかの廃材と分別しておきましょう。ゴミと混ざっていると買い取り価格が下がることがあります。
- 地元の金属回収業者を事前に調べ、価格や引き取り条件を確認してください。
買取の流れ
- 分別した金属を指定された場所に持ち込むか、回収サービスを依頼する。
- 重量を計測し、相場に応じた価格で買い取ってもらいます。
リサイクルショップやネットオークションを活用
もしリノベーションやリフォームを行う中古の戸建てやマンションに家具やそのほか私物廃棄予定の家具や家電製品、建材の中には、まだ使えるものもあります。これらはリサイクルショップやネットオークションで売却可能です。
売却できる可能性があるもの
- 家具:状態が良ければ、リサイクルショップで買い取ってもらえます。
- 家電製品:古くても動作するものであれば需要があります。
- 建材:余ったフローリング材やタイル、ドアなどはDIYユーザーに人気です。
便利な売却方法
- フリマアプリ(メルカリ、ラクマなど):手軽に出品でき、DIY愛好家に売れる可能性が高い。
- 地元のリサイクルショップ:持ち込みで即日現金化が可能。
- 建材専門の買取業者:タイルや木材などに特化した業者も存在します。
無料引き取りサービスを活用
リサイクル業者や自治体の無料引き取りサービスを活用することで、廃棄コストをさらに削減できます。
- 不用品回収業者:一部の業者は無料で引き取る代わりに、金属や家電を再利用します。
- 自治体の無料サービス:粗大ゴミやリサイクル品を無料で回収してくれる地域もあります。
Points to note
- 無料回収業者の中には、違法に廃棄物を処理する業者もいるため、信頼できる業者を選びましょう。
- 自治体のサービスは予約制の場合が多いので、早めに申し込みを行ってください。
売却で得たお金をリノベーション予算に活用
廃棄物の売却で得た収益は、リノベーション費用の補填に役立ちます。以下のような用途に使えば、さらに効率的にリノベーションを進められます。
- 新しい建材や道具の購入:廃棄物を処分することで得たお金を活用。
- プロのサポート依頼:予算が足りずに迷っていた部分に充てる。
- 次の作業の費用補填:塗装や配管工事など、予算が限られている部分をカバー。
廃棄を効率的かつ低コストで進めるためのポイント
- 分別の徹底:金属、再利用可能な建材、一般ゴミを事前に仕分ける。
- 売却できるものを調査:金属回収業者やリサイクルショップを活用。
- 無料サービスを積極的に利用:自治体や業者の無料回収サービスを確認。
- スケジュールの管理:廃棄日を計画的に設定し、無駄な費用を削減。
廃棄物を単に捨てるだけでなく、売却やリサイクルを視野に入れることで、効率的に廃棄作業を進めることができます。金属や家電の売却で得た収益はリノベーションの費用補填に役立ち、無駄を減らすことが可能です。
必要な道具を準備する
廃棄作業をスムーズに行うためには、以下の道具を用意しておきましょう。
基本的な道具
- 軍手・作業用手袋:ケガ防止のため必須。
- Mask:粉塵や匂いから身を守る。
- 作業服:汚れても良いものを着用。
- ゴミ袋(丈夫なもの):種類別に分けて使用。
- Goggles:防塵のものを選びましょう
- ホウキ・ちりとり:細かいゴミの清掃に。
- ドライバー:ネジや釘を外すためのドライバー
- バール:古くなった壁や床をばらばらにするために使用します。砂壁の解体などでも大活躍
- ハンマー:
- マルチツール:
- Impact driver
- 大きい木槌
- トラック:運搬作業に必要ですね。運転免許も用意しましょう!自信がなければ、
必要であれば別途用意
- (あれば)ブロワー・掃除機:ほこりがたくさん出てくるのでそういった細かいものを片付けるために
- 養生シート:一部の解体やリノベーションを行う場合は、ほかの躯体を傷つけないように使用しましょう。
- ブルーシート:ごみなどを一度にまとめて片付けやすいブルーシートはあると便利でしょう!
そのほか、必要な道具などについて網羅的に確認したい場合はこちらの記事も必要に応じてみてみてください。
運搬道具
- キャスター付き台車:重い廃棄物を運ぶ際に便利。
- ロープ・固定ベルト:運搬時に荷物をしっかり固定するため。
- シートやブルーシート:地面を汚さないための敷物。
廃棄エリアを確保する
ゴミ置き場を設ける
廃棄物を一時的に置くスペースを確保しておくと作業がスムーズになります。以下の条件を考慮してエリアを設定しましょう。
- 家の外にスペースがある場合は、邪魔にならない場所を選ぶ。
- 雨天時に備えてシートや屋根でカバーできるようにする。
- ゴミ袋や廃棄物を積み上げる際は、倒れないよう安定させる。
近隣への配慮を忘れずに
廃棄作業を行う際は、大きな音やホコリが発生することがあります。近隣住民への配慮も忘れずに行いましょう。
事前に挨拶をする
作業開始前に隣家や周辺住民に挨拶をしておきます。「〇日〇時に廃棄作業を行います」と一言伝えるだけで印象が良くなります。
チラシを入れておくのもいいかもしれませんね。(業者などはチラシの印象)
騒音対策
音が出る作業はなるべく昼間に行い、深夜や早朝の作業は避けましょう。
大体、8時~17時の間に作業を行うことが望ましいです。
あとは、もし17時以前に暗くなるようでしたら、日が暮れるまでを目安にするのがよさそうですね。
廃棄後の清掃も計画に入れる
廃棄作業が終わったら、その場をきれいに片付けることも忘れずに。清掃道具を準備し、終了後に細かいゴミや粉塵を掃除します。
Summary
廃棄作業を効率的に進めるためには、事前準備が重要です。
- 廃棄物を分類してラベリングする。
- 処理ルートを確認し、業者や自治体に依頼する。
- 必要な道具を用意して安全性を確保。
- 廃棄エリアを確保して作業をスムーズに。
- 近隣への配慮を忘れない。
- 作業後の清掃も計画に入れる。
これらを事前に準備することで、当日の作業が驚くほどスムーズに進むでしょう。セルフリノベーションを楽しく、安全に進めるために、ぜひ参考にしてください!
全体的なスケルトンからのセルフリノベーションの手順を確認したい場合はこちらの記事から、
また、廃棄や解体の部分は手伝ってもらいやすい段階でもあるので、こちらの記事も参考になるかもしれません。
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Well, then!
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