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【リフォーム】ガス式乾燥機導入するなら考慮・決定すべき事項【幹太くん】
みなさんこんにちは、DIY Renovaです。
ガス式乾燥機、とくにリンナイの「幹太くん」は近年非常に人気の高い設備。梅雨時期や冬場の洗濯物が乾きにくいシーズンに大活躍することから、DIYリフォーム界隈でも話題に挙がります。しかし、導入にあたり、事前に知っておかなければならない重要な事項がいくつかあります。
この記事では、ガス乾燥機「幹太くん」を設置する前に検討・決定すべきポイントを初心者にもわかりやすく、具体的に解説していきます。
それでは、どうぞ。

ガス配管の有無を調べる
まず、乾燥機を設置する場所に「ガス配管」が存在するかどうかを確認する必要があります。すでにガス機器を使用している場合、配管の位置を再確認しましょう。
ガスの種類を確認
ガスには主に「都市ガス」と「プロパンガス(LPガス)」があります。幹太くんはどちらのガスにも対応していますが、「購入時に指定」が必要です。家のガス種別を事前に確認し、間違えないよう注意しましょう。
LPガスから都市ガスへ切り替える際の注意点
現在LPガスを使用していて都市ガスに変更する場合は、LPガスの配管を撤去する必要があります。配管撤去が終わっていないと、都市ガス会社が新たな配管を設置できないため、工事の遅れや追加コストが発生します。撤去業者への依頼と配管の処理は事前に必ず確認しましょう。
具体的な切り替えの手続きについては、別途記事にする予定ですのでお待ちください!
乾燥機を置く位置を決める
次に、「乾燥機の置き場所」を決定します。一般的には洗濯機と同じ場所、または洗濯機の上に設置しますが、設置スペースの制限から場所が異なるケースもあります。
設置場所の確認ポイント
- スペースの確保(横幅、高さ、奥行き)
- ドアの開閉スペース
- 洗濯機から乾燥機への洗濯物の移動距離
特に洗濯機の真上に設置する場合、専用のスタンドが必要になりますので、メーカーの指定品を使いましょう。
排湿ダクトの設置と換気(窓)の有無を決める

ガス乾燥機は動作時に湿気を多量に発生させるため、「排湿ダクトの設置」が不可欠です。
ダクト設置方法
排湿ダクトは屋外に排気口を作るか、窓パネルで窓から排気します。窓がない部屋の場合、壁に穴を開けて排湿口を設ける必要があります。DIYではやや難易度が高いため、業者に依頼する方が安心です。
また、排湿口を設置する場合、以下の点に注意しましょう。
- 壁の厚さ・構造(木造かRC造か)
- 隣家との距離
- 建築基準法に抵触しないこと
工事依頼のタイミングは「足場撤去後」
もしリフォーム中の場合、外壁工事で足場があるうちは排湿口工事が難しくなります。「足場が撤去されてから」工事が始まることを念頭に専門業者の方に依頼しましょう。
しかしながら、もし配管からスタートするとなると、見積もり・配管設計計画に約1か月、関連許可の取得に約1~2か月、その後工事・・という流れなので、見積もり自体は早めにとっておくことに越したことはありません。
これは、足場があると工事箇所にアクセスできない、または工事の安全性が低下するためです。足場が撤去されてからスムーズに工事が進められます。
ガス乾燥機の容量を決定する
幹太くんには容量が「3kg~8kg」まで幅広くあります。家庭の人数や洗濯頻度に応じて適切な容量を選びましょう。
容量の目安
- 1~2人世帯:3~5kg
- 3~4人世帯:5~6kg
- 5人以上:6~8kg
容量が小さいと乾燥時間が長くなり、大きすぎると無駄にガスを消費しますので、適切なサイズを選ぶことがポイントです。
ガス式と電気式のコスト比較
ガス乾燥機のメリットは「乾燥スピードと仕上がり」です。電気式と比較すると乾燥時間が約半分になると言われます。また、ガス代は電気代に比べると割安になる傾向があります。
- ガス式乾燥機(幹太くん):1回あたり約60円~80円
- 電気式乾燥機:1回あたり約100円~200円
ただし、都市ガスとLPガスでは料金体系が異なるため、実際のコスト比較は地域のガス会社に確認しましょう。
メンテナンスと掃除の頻度
ガス乾燥機はホコリが溜まりやすいため、こまめなメンテナンスが必須です。特に「フィルター掃除」は毎回必要です。
- 毎回のフィルター清掃
- 年1回のプロによる定期点検(推奨)
DIY設置 vs 専門業者依頼
ガス機器は安全性が非常に重要です。DIYで設置する場合でも、「ガス配管工事やダクト設置」は専門業者に依頼しましょう。ガスの接続は法律上も資格を持った専門業者以外が行うことは許可されていません。
補助金やキャンペーンを活用
ガス乾燥機を設置する際、地域やメーカーによっては補助金やキャッシュバックキャンペーンがあります。設置前に自治体やメーカーのHPをチェックし、補助制度がある場合は積極的に活用しましょう。
まとめと参考情報

ガス式乾燥機「幹太くん」を設置するには、ガス配管の有無や種類、設置場所、排湿ダクトの工事など、様々な要素があります。DIYも魅力的ですが、ガス工事に関してはプロの手を借りることが最善です。というかほぼ必須でプロの業者の見積もりが必要です。
導入を検討する際は以下の動画やサイトも参考にしてください。
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