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【リフォーム】ご近所あいさつで考慮すること

みなさんこんにちは、SelfRenovaです。
今回のテーマは「リフォームやリノベーションの際に、どのようにご近所へあいさつするか」です。実はこれ、工事をスムーズに進める上でとても大切なポイントなんですよね。


最近はそもそも挨拶をしない?

最近では、マンションなどの集合住宅の場合、わざわざ全戸にあいさつをしなくても良いのでは、という意見もあります。とくに、周囲の住人との交流がほぼ無いような状況であれば、その判断もアリかもしれません。

ただし、戸建てや一部マンションでも、騒音や出入りが増える工事が行われる場合は、最低限のご挨拶をしておくと安心です。印象の良し悪しで、後々のトラブルが大きく変わるケースも珍しくないからです。


すでに住んでいる方がある程度の正義!最初は特に尊敬の念を忘れずに接しよう

工事でバタバタしていると、つい後回しにしがちな「ご近所あいさつ」ですが、長く住んでいる方や、すでに地域のルールや暗黙の了解を持っている方には、まず敬意を払うことが大切です。

A 「そういうのが一番喜ぶと思うよ。長いお付き合いになるところは丁寧にしとくべし」
B「は~い。ところで上のご近所さんが道路部分に自転車3台置いてるんだけど…正直ジャマでちょっと怖いなぁ」
A「それでも自分のところに大きな支障がなければ、しばらくは様子見した方がいいかも。あとから来た人が正義を振りかざすと、やっぱり“新参者が何言ってるの?”みたいに思われることもあるし」
B「確かに~。いつもそれでしくじるんだよなぁ…メモしとく!」

既に住んでいる方は、その地域のルールを知っていたり、長年住むことで得た特権や慣習があったりする場合もあります。最初からあまりにこちらの“正しさ”を強く主張しすぎると、摩擦の原因になりかねません。


リノベーションなどで工事を行う場合、騒音のため必ず挨拶を

リノベーションやリフォームに伴い、どうしても発生してしまうのが「騒音」です。工事の内容や規模にもよりますが、壁や床を壊したり、資材を運搬したりといった作業で大きな音が出ることがあります。こればかりは避けられません。

そこで、次のような対策が有効です。

  1. 工事期間や工事の内容を事前に伝える
    いつからいつまで、どのような作業が行われるのかお知らせしておけば、突然の騒音に驚かれることが少なくなります。
  2. 粗品(贈答品)を添えてあいさつ
    「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」という気持ちを伝えるためにも、ちょっとした品物を渡すと印象が良いです。

贈答品として選ぶものの基本軸

贈答品を選ぶ際に、私が大切にしているポイントは以下のとおりです。

  1. 老若男女に好かれるもの
    食べ物や洗剤など、万人向けのアイテムは無難です。アレルギーや宗教上の理由で食べられないものを避けるため、日用品やタオルなどを選ぶのも一つの方法です。ただ、洗剤などは好みもあるのでなかなか難しいですよね。自分では買わないけどいいクオリティのものを買うと一番いいかと思います。
  2. ポストに入るもの
    インターホンを押してもお留守だった場合、ポストに入るサイズだと助かります。受け取る側がわざわざ受け取りに行かずに済むのもポイントです。
  3. 食品以外であっても困らないもの
    先ほど少し触れましたが、タオルや消耗品など、あると嬉しいアイテムがおすすめです。タオルはもらいがちなので、トイレットペーパーや箱ティッシュなどもいいかもしれませんね。

具体例おススメ商品

例えば、下記のような商品などはいかがでしょうか。お米でも個包装になっていて、ちょっとした贈り物に適しています。


インターホンを鳴らして挨拶、いない場合はポストへ

ご近所へあいさつする際は、なるべく直接お顔を見てお伝えするのがベストです。インターホンを押してお留守の場合は、無理に再訪を重ねるよりも、「あいさつ文を書いた紙」と「贈答品」を一緒にポストへ投函しておきましょう。

あいさつ文の例としては、こんな感じで簡潔にまとめるのがおすすめです。


あいさつ文の例

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〇〇町内の皆さまへ

はじめまして。このたび、△△(住所)の物件でリノベーション工事を行うことになりました○○と申します。
〇月〇日から約△週間ほど作業が続きますので、大きな音が出ることがございます。
ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

(一言お礼や連絡先などを添えるとさらに安心です!)

おわりに

いかがでしたでしょうか。
リフォームやリノベーションは、家の中だけで完結するものではありません。ご近所の方々との関係を良好に保つことで、作業が円滑に進むだけでなく、住んだあとの日常生活もずっと気持ちよく送ることができます。

些細なことのようでも、最初のあいさつが今後のお付き合いを左右する大事なきっかけになります。ぜひ、地域で長く暮らされている方への敬意を忘れず、トラブルを未然に防ぎながら、快適なリフォーム・リノベーション生活をスタートさせてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次回も、SelfRenovaがお役立ち情報をお届けします。どうぞお楽しみに。

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